飲食店の足元暖房、電気代は1台で月いくら? カウンター用パネルヒーターを品番別に試算


足元暖房の電気代 カウンター用パネルヒーターを品番別に試算

 

飲食店のカウンター席に足元暖房を入れると、電気代はいくらかかるのか。

冬に向けて設備を検討される時期に、よくいただくご質問のひとつです。

先に結論をお伝えすると、ATTA-COUNTERの電気代は1台あたり1時間およそ2〜6円です。

1日8時間・月25日の営業で計算すると、1台あたり月およそ400〜1,200円になります。

この記事では、品番ごとの定格消費電力から電気代の目安を試算し、実際の導入構成での月額と、お店で計算するための方法をまとめました。

 


品番別|足元暖房の電気代の目安(1時間・1日・1か月)

ATTA-COUNTERとbench heatの定格消費電力をもとに、電気代を試算しました。

品番 定格消費電力 1時間 1日(8時間) 1か月(200時間)
ATTA-COUNTER 3060 65W 約2.0円 約16円 約400円
ATTA-COUNTER 3090 95W 約2.9円 約24円 約590円
ATTA-COUNTER 4560 125W 約3.9円 約31円 約780円
ATTA-COUNTER 4590 187W 約5.8円 約46円 約1,160円
ATTA-COUNTER 2260(200V) 82W 約2.5円 約20円 約510円
bench heat 2240(100V) 70W 約2.2円 約17円 約430円
bench heat 2260(100V) 80W 約2.5円 約20円 約500円

※電力量単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価 31円/kWh(税込)で計算しています。

※1か月は「1日8時間 × 25日 = 200時間」の運転として計算しています。

※ATTA-COUNTERはすべて単相200V仕様です。

※実際の電気代は、ご契約の電力プランや運転時間によって変わります。

品番ごとの詳しい仕様は、ATTA-COUNTERの製品ページとbench heatの製品ページに掲載しています。

 


足元暖房の電気代の計算方法

電気代は「消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電力量単価(円/kWh)」で計算できます。

たとえば4590(187W)の場合は、次のようになります。

  • 消費電力をkWに直す:187W = 0.187kW
  • 1時間あたり:0.187kW × 31円 = 約5.8円
  • 1か月あたり:約5.8円 × 200時間 = 約1,160円

お店の電力量単価は、電力会社の検針票や請求明細で確認できます。

業務用のご契約では、料金の体系や単価が家庭向けの目安と異なる場合があります。

お手元の単価に置き換えて計算していただくと、より実態に近い金額になります。

 

カウンター席に座ったお客様の足元と、腰壁に組み込んだパネルヒーター

 


カウンター全席に入れると、1か月の電気代はいくら?

実際の導入店舗で採用された台数の構成をもとに、1か月の電気代を試算しました。

いずれも同じ条件(31円/kWh・1日8時間・月25日)での計算です。

導入先 構成 合計の定格消費電力 1時間 1か月
京都・日本料理店
(カウンター全席)
4590 × 7台
+4560 × 1台
1,434W 約44円 約8,900円
京都・料理店
(カウンター全席)
4590 × 10台 1,870W 約58円 約11,600円
京都・日本料理店
(カウンター天板裏)
3090 × 2台
+3060 × 8台
710W 約22円 約4,400円

カウンターに8〜10台を納めたこれらの構成でも、1か月の電気代はおよそ4,000〜12,000円の範囲に収まります。

11月から3月までの5か月間使う場合は、ひと冬でおよそ2万〜6万円が目安です。

必要な台数は、カウンターの長さや、どこに組み込むか(天板裏・腰壁)によって変わります。

お店に合わせた台数と電気代の目安は、お見積りの際にあわせてお出しします。

 


PTCヒーターの性質と、立ち上がりの「突入電力」

ATTA-COUNTERとbench heatの内蔵ヒーターには、PTCヒーターを採用しています。

PTCヒーターは、温度が上がるほど電気が流れにくくなる性質を持つ発熱体で、温まるにつれて消費電力が自然に抑えられます。

一方で、電源を入れた直後の短い時間だけは、定格よりも大きな電力が流れます。これを突入電力といいます。

ATTA-COUNTERの突入電力は、品番によって定格のおよそ2〜2.6倍です(4590の場合、定格187Wに対して375W)。

流れるのは立ち上がりの短い時間に限られるため、電気代への影響はわずかです。

ただし台数が多い場合は回路の設計に関わるため、電源工事の際にはこの値も含めて確認します。

 


電気ストーブ・エアコンとの電気代の違い

家庭用の電気ストーブやセラミックファンヒーターは、強運転で1,000W前後の製品が一般的です。

1,000Wの暖房器具を1時間使うと、同じ単価で約31円かかります。

ATTA-COUNTERでいちばん消費電力の大きい4590(187W)でも、その5分の1以下です。

ただし、足元暖房はエアコンの代わりになるものではありません。

空調は店内の空気全体を暖め、足元暖房は座っているお客様の足元を直接暖める、という役割の分担です。

暖かい空気は上にたまるため、足元の冷えを空調だけで解消しようとすると、設定温度を上げ続けることになりがちです。

足元を直接暖めることで、空調の設定温度を必要以上に上げずに済む、というのが足元暖房の考え方です。

空調の電気代がどれだけ変わるかは、店舗の広さや断熱、空調機の性能によって大きく異なるため、ここでは試算していません。

ストーブやひざ掛け、床暖房などほかの方法との比較は、飲食店がやるべき底冷え対策5選で詳しくまとめています。

 

足元暖房を導入した鮨店のカウンター席

 


電気代以外にかかる費用

足元暖房の導入には、電気代のほかに次の費用がかかります。

  • 本体:品番と台数によって変わります
  • 表面材:サンゲツ・3M・アイカの3社カタログ2,000点以上から、内装に合わせて製作します
  • 電源工事:ATTA-COUNTERは単相200V、bench heatは単相100Vの電源工事が必要です

導入後に、特別な定期メンテナンスは必要ありません。

表面は内装パネルと同じ仕上げのため、ふだんの清掃でお使いいただけます。

本体には5年保証がついています。

初期費用は設置箇所の状況によって変わるため、現地を確認したうえでお見積りをお出ししています。

 


足元暖房の電気代について、よくある質問

Q. 100Vのコンセントにつなぐだけで使えますか?

ATTA-COUNTERは単相200V仕様のため、電源工事が必要です。

ベンチ・ソファ用のbench heatは単相100V仕様で、こちらも設置にあわせて電源工事を行います。

すでに営業中の店舗でも、ダミーパネルとの組み合わせで既存のカウンターに後付けできます。

 

Q. 電気代をもっと抑える方法はありますか?

電気代は運転時間に比例するため、営業時間に合わせて運転することがいちばんの近道です。

また、店内のすべての席に一度に導入する必要はありません。

「足元が寒い」と言われやすい入口の近くやガラス面そばの席から導入すると、台数を抑えられます。

 

Q. 冬以外の季節にも使いますか?

夏は、エアコンによる足元の冷えすぎ対策としてお使いいただけます。

空調を弱めずに足元だけを整えられるため、季節を問わず客席の居心地を保てます。

 

Q. 導入前に、暖かさを確かめられますか?

京都本店2階のショールームで、実機の暖かさを体感いただけます。

 

足元暖房を導入したレストランのカウンター席

 


まとめ|足元暖房の電気代は、1台あたり月400〜1,200円ほど

  • ATTA-COUNTERの電気代は、1台あたり1時間およそ2〜6円
  • 1日8時間・月25日の営業で、1台あたり月およそ400〜1,200円
  • カウンターに8〜10台を納めた導入例で、月およそ4,000〜12,000円

お店の台数構成での電気代の目安は、お見積りの際にあわせてお出しします。

製品資料は資料請求ページからお取り寄せいただけます。

歓待の心を、足元まで。