実は「夏」がベストシーズン。猛暑のいま考える、飲食店の足元暖房計画

7月も終わり、連日の猛暑が続いています。
飲食店の店内は冷房を効かせ、外の暑さから解放される場所として、お客様をお迎えしていることと思います。
一方でこの時期、私たちのもとには「夏なのに、足元が寒いと言われた」というご相談が届きます。
そしてもうひとつ、この季節ならではのご相談があります。
「今のうちに、冬の準備を進めておきたい」というお声です。
猛暑日ほど、客席の足元は冷えている
夏の飲食店では、厨房の熱と客席の快適さが常にせめぎ合っています。
火を扱う厨房が近いカウンター席では、設定温度を下げざるを得ないことも少なくありません。
冷たい空気は下にたまります。
その結果、店内は「ちょうどいい」はずなのに、カウンター席のお客様の足元にだけ冷気が滞留する、という状態が起こります。
- 上半身は快適でも、膝から下だけがずっと冷えている
- 薄着や素足のお客様ほど、冷えを強く感じてしまう
- 席によって体感がまったく違い、空調では調整しきれない
夏の冷えは、冬のようにはっきりと自覚されにくいのが難しいところです。
お客様ご自身も「なんとなく落ち着かない」としか感じていない、ということが起こります。

「涼しい」と「冷える」は、別のものです
足元が冷えた状態が続くと、食事のペースは自然とゆるやかになります。
温かいお飲み物を選ばれたり、コースの終盤で席を立たれたりすることもあります。
かといって冷房を弱めれば、今度は暑さのご不満につながる——夏の空調は、そうした二者択一を迫られがちです。
けれども本来必要なのは、店全体の温度を上げることではありません。
冷えている一点、つまり足元だけを、そっと補ってあげることです。
古くから言われる「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」——頭は涼しく、足元は温かく。
この状態こそが、人が最も心地よく過ごせるバランスだとされています。
冷房の効いた夏の店内で頭寒足熱を実現できれば、涼しさはそのままに、足元の冷えだけを解消できます。
そして夏は、秋冬の暖房を計画できる季節です
もうひとつ、この時期にお伝えしておきたいことがあります。
足元の暖房を落ち着いて検討できるのは、実は夏のうちだということです。
寒さを感じてから対策を考え始めると、繁忙期と検討・工事が重なってしまいます。
冷えを感じない今だからこそ、余裕を持って進められることがあります。
① 繁忙期を避けて工事ができる
ATTA-COUNTERは、カウンター下やベンチ下に厚さ13mmのパネルを組み込む製品です。
単相200Vの電源工事をともなうため、営業への影響を考えると、工事の時期は選べるに越したことはありません。
閑散期や定休日、夏季休業の前後に計画できるのが理想的です。
② 設計中の物件なら、意匠に組み込める
新規出店や改装をご計画中であれば、設計段階からのご相談が最もきれいに納まります。
表面材はサンゲツ・3M・アイカの3社カタログから2,000点以上をお選びいただけます。
カウンターの腰壁やベンチの仕上げと同じ表情で仕上げられるため、後付け感が出ません。
暖房のために内装を妥協する必要はありません。

③ 既存店舗にも、後付けできます
すでに営業中の店舗でも、既存のカウンターに違和感なく後付けできます。
「冬までに間に合わせたい」というご相談も、時期に余裕があるほど選択肢が広がります。
なお、機種や仕様によっては製作にお時間をいただく場合があります。
秋以降の施工をお考えの場合は、早めにご相談いただけますと幸いです。
一年を通して、足元から心地よく
ATTA-COUNTERは、遠赤外線の輻射熱で足元だけを直接温める、厚さ13mmのパネルヒーターです。
風を出さないため、店内の空気を乱すことも、乾燥させることもありません。
運転音もなく、料理の香りや会話の静けさを損ないません。
消費電力も少なく、必要な場所だけを温める設計になっています。

冷房の効いた夏には、冷えすぎた足元をやさしく補うために。
底冷えする冬には、カウンター席を特等席に変えるために。
季節を問わず、お客様の足元を支える設備としてご活用いただいています。
現在、全国2,000店舗以上に導入いただき、ミシュランの星を獲得された店舗にもお選びいただいています(特許 第4258820号)。
暑さの盛りにある今だからこそ、半年先の客席を思い描いてみてください。
お客様が居心地がいいと感じてくださる空間は、そうした目に見えない配慮の積み重ねからできています。
歓待の心を、足元まで。